【映画紹介】「シックス・デイ」シュワちゃんが2人!?映画界最高レベルに敵がかわいそうな映画 ~自分とは何か~

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この記事の内容:映画「シックス・デイ」から学ぶ、”自分とは何か”

注意:この記事は映画「シックス・デイ」のネタバレを含んでいます。ご注意ください!

はじめに

夏が訪れようとしていた6月のある一日。買い出しから帰ってきたフタメくん、、、。

フタメ
フタメ

ふぅーーーー!あっちぃ汗!6月に入ってからだいぶ暑くなってきたなあ!やっぱオミセは涼しいわ。

ヒトメ
ヒトメ

お、フタメくんお帰り!

フタメ
フタメ

あっ、ヒトメさん先に帰ってきてたんですね!

ヒトメ
ヒトメ

外暑かったでしょ?僕6月中はオミセから一歩も出たくないわー!(笑)

フタメ
フタメ

なーにアホなこと言ってるんですか!!さっきヒトメさんと一緒に買いもの行ったじゃないですか!ヒトメさん郵便局寄ってから帰るっていうから僕だけこんな重い買い物袋持つ羽目になったんですよ!もーう、僕より早く帰ってくるなら帰り道に合流すれば良かったのにぃ~。

カランカラン(ドアが開く音)

いま帰ってきたヒトメ
いま帰ってきたヒトメ

うえーーーー汗!あっちゃーーー!郵便局行ったから余計外歩く羽目になったよ、、、。きっついわぁ。

フタメ
フタメ

えっ。

いま帰ってきたヒトメ
いま帰ってきたヒトメ

えっ。

オミセにいたヒトメ
オミセにいたヒトメ

えっ。

フタメ
フタメ

ヒっ、ヒトメさんが2人!!!!????

というわけで今回は、アーノルドシュワルツェネッガー主演の映画「シックス・デイ」をご紹介したいと思います!

基礎情報

シックス・デイ - 作品 - Yahoo!映画
https://movies.yahoo.co.jp/movie/161721/

あらすじ

シックス・デイ - 作品 - Yahoo!映画
https://movies.yahoo.co.jp/movie/161721/

2010年、クローン技術の発達によって様々な動物がクローンで生み出され、人間の生活を豊かなものにしていた。ただし、創世記で神が人間を創った日に由来する法律「6d法」により、人間のクローンを作ることは禁じられていた。

ある日、ヘリコプターパイロットのアダム・ギブソン(アーノルド・シュワルツェネッガー)【←追記しました】は、自分の誕生日の夜に仕事を終えて自宅に戻った。その時、彼は信じられない光景を目撃した。 なんと、もう一人の自分が家族と誕生日を祝っていた。

戸惑っているところに見知らぬ二人組が現れ、家にいるのが自分のクローンだと教えられる。いったい誰が何の目的で自分のクローンを作ったのか。自分の家庭と生活を取り戻すため、アダムは奔走する。

引用:「シックス・デイ」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。 2021年5月25日 (火) 11:07 UTC、URL: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%87%E3%82%A4

映画「シックス・デイ」の評論

生き物のクローン複製ができる世界

light city man people
Photo by cottonbro on Pexels.com

生き物のクローン複製ができる世界。飼っているペットを処分してクローンを用意したり、生きている人間そっくりの人形が存在したり。

しかしながらこの世界では「6d法」という法律があり、さすがに人間のクローンは禁止されています。

。。。まあそのルールを破っていくのが「映画」というものですが(笑)

当然人間のクローンも作られてしまうわけで、自分のクローンを消そうとシュワちゃんはクローンを作っている組織に接触していくんですね。

作中で明らかになるのですがこのクローン技術というのは、「あらかじめ他に用意していた体の中に記憶を埋め込む」というもの。つまり体は完全に別個体なんですね。

不完全なクローン技術を承認してしまった世界

shiba inu dogs wearing party hats
Photo by Anna Shvets on Pexels.com

しかしながら、わんちゃんだけは本物とクローンを嗅覚でかぎ分けることができました(わんちゃんすげー!笑)。だから作中でなんだかんだと理由をつけて「リペット」と呼ばれるペットのクローン化が勧められていたんですね。もし人間のクローンを見ても、見分けがつかないように。。。!

でもですね、そうなると偽物のクローンの犬は本物と偽物の区別ができない、ということになります。その時点で正直犬としては能力がかなり劣っているのでは?と思いました。

なので実際には、「クローンは完全ではない」といえますね。

クローンで不老不死になれるのか。生の権力が支配する世界。

crop woman with heart on palms
Photo by Puwadon Sang-ngern on Pexels.com

さてネタバレになりますが、作中では大富豪で黒幕のマイケル・ドラッカーが全てのクローンに意図的に欠陥を設けていて、それを利用して人類を支配しようと企んでいました。

クローンを作ればいつでも生き返られる、しかしその選択権はドラッカーの手にあったわけですね。「逆らわなければ、生かしてやろう」と。

少し話が逸れますが、社会学の分野ではミシェル・フーコーというフランス人のつるっぱげのおじさんが唱えた「生の権力」という理論があります。(フーコーは哲学者です。)

現代社会では科学技術や医療の発展により人間は以前よりも長く生きることができるようになりました。しかしフーコーによると、中世の時代には「逆らうと殺しちゃうよ!」という「死の権力」が社会を動かしていたのに対し、現代では「長く生きるために○○してくださいね!」という「生の権力」が働いているというのです。

「シックス・デイ」ではクローン技術による疑似的な延命が可能ですが、僕たちの世界でもこれと同じように医療技術の発展によって国家のために延命”させられている”と考えると、根本的には同じことを言っているのかもしれませんね。

生命とは何か

affection baby barefoot blur
Photo by Pixabay on Pexels.com

このようにこの映画では「生命とは何か?」という主題を考えさせられるシーンがいくつもあります。

たとえば、序盤でシュワちゃんの奥さんが「(飼い犬のオリバーが病気を持っていると診断されたから)うちもオリバーをさっさと処分してリペットにしましょうよ。そっちのほうがいいわ」と何度もシュワちゃんを説得しようとするシーンがあります。

そういうことを”普通の人”が言える世界なんです、、、。でも先ほども言ったように、これは現実世界でも当てはまることかもしれません。匿名性のインターネットなどがそうですね。時としてテクノロジーは人間の道徳感情を根本から変えてしまう、ということでしょう。

本当の自分に気づく

shy woman covering face with hands
Photo by Michelle Leman on Pexels.com

実は、ここで最大のネタばらし、、、といってもここまでこの記事を読んでくれているみなさんにはネタばらしとか関係ないですよね(笑)

この映画終盤の見どころはそう、「実は自分のクローンを消そうとして動いていた主人公のシュワちゃんこそが、クローンだった」んです。

これは僕の好きな「どんでん返し」笑。しかもちゃんと伏線もあったので納得ができます。

終盤になって初めて「下まぶたの裏に黄色いポチポチ(にきびのようなもの)があるとクローンである」証明ができるという情報が明らかになります。

それまでは自分が本当の自分だったと信じて疑っていなかったわけですね。

「自分は偽物なんだ」ということに気付くシュワちゃん。しかも、ドラッカーの策略によってすべてのクロ―ンは長く生きられないようになっている。それでも最後には「たとえ偽りの短い人生でも、その人生を悔いないように終えよう」というふうに映画は終わります。

こちらは別作品ネタバレになるのであまり多くは言えませんが、僕が知っているなかではクリストファー・ノーラン監督の「プレステージ」や、CLAMPの漫画「ツバサクロニクル」などでも同じようなことを考えることができます。

また、印象的だったのは敵であるドラッカーがシュワちゃんの銃撃によって負傷したために新しく自分のクローンを作って入れ替わろうとするシーン。しかし、シュワちゃんがクローンマシンを破壊していたので新しいクローンは未完成の状態でした。皮膚がどろどろで、おぞましい姿をしています。

新しいクローンは裸の状態だったので、オリジナルに言います。「撃たれたのはお前か。服をよこせ。」そう言っていまにも死にそうなオリジナルの服をはぎ取ろうとします。

オリジナルはこう言い返します。「少し待てないのか、、、。死ぬまで、、、。」

それを全く聞き入れずにクローンはオリジナルの服をはぎ取るのですが、ここで初めてドラッカーは「自分がいかに冷酷な人間だったのか」を理解することになります。自分を客観視できるようになったんですね。

しかしそんなクローンでも、結局は自分。オリジナルは最期までシュワちゃんの攻撃からクローンを庇おうとします。

もし自分がもう一人いるとして、そのもう一人の自分を「いいな」と思えるような人生をあなたは歩んでいますか?

おわりに

シックス・デイ
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フタメ
フタメ

どっ、どうしてヒトメさんが2人いるんだ、、、!

ヒトメ
ヒトメ

、、、ふふふ、騙されたわね!!

フタメ
フタメ

なにっ!?

ミヤコ
ミヤコ

本当はこのミヤコちゃんが変装していました~!オミセ来ても誰もいないから、ちょっとびっくりさせたかったのよね!あんたがすっかり騙されてて面白かったわ(笑)(ミヤコちゃんは日本のドイツ語学部時代、演劇部に所属していました。)

ヒトメ
ヒトメ

(こんな設定付け足しちゃって今後大丈夫なのかな、、、汗)

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