
この記事の内容:「7つの習慣」を2年間実践してみた筆者の感想のまとめ。
はじめに

うわ、、、きっついなあ。久しぶりにがっくり落ち込んじゃったよ、、、。

フタメくん、大丈夫か!?

なんとか大丈夫ですけど、、、信用していた人をもうこれ以上信じることができなくなってしまって、、、結構辛いですね、、、。

なるほど、そういう問題か、、、。それなら、「7つの習慣」を一度読んでみるのはどうかな?(サッ)

「7つの習慣」、、、。ヒトメさんがいつもおすすめしていた本ですね。どれどれ、、、。
ということで今回は、問題解決のために最適な「7つの習慣」を2年間実践してみた僕の本書の感想とその効果についてまとめてみたいと思います!
「7つの習慣」については別記事でもまとめているので、こちらを読んでから本記事を読んでみてください!!
7つの習慣を実践して気づいたこと
精神が安定するようになった ~人生のルールブック~

僕はおよそ4年前にこの7つの習慣を手に入れたのですが、実際にこの本の内容を実践しようと思い始めたのは2年ほど前。
その頃の僕は何かと精神が不安定で(主観的にですが)、何かショッキングなことが起こると過剰に反応してしまっていました。
誰かに迷惑をかけた、ひどいことを言った、自分の話がおもしろくない、、、などなど。こんなことで一日寝込む日も少なくありませんでした。
それから考えると、だいぶ7つの習慣を意識することによって自分の精神を安定させることができるようになったと思います。
個人的に特に重要だと思ったのは、「第一の習慣:主体的である」ですね。
「問題をどう見るかが問題である」や、「物事に対する反応は自分で選択できる」といった考えはそれまでの僕の意識を大きく変えてくれました。
しかしながら最初にこの本を読んだ時にはこれらの言葉の意味がよくわかっていませんでした。
なぜならこの本は7つの習慣という知識を提示してくれるけど、それを理解させてはくれなかったからです。(これはもちろんこの本に限らず言えることですが。)理解するのは結局読者である私たちの仕事であり、僕は本書を理解できるほどの経験を当初は持ち合わせていなかったんですね。
本書でも述べられている通り、7つの習慣は実践が大切です。
さらに本書を読んでいて大切だと思ったのは、自分だけの憲法(ミッション・ステートメント)を作るということです。もちろん本書に書かれているように作ることもできますが、そもそもこの「7つの習慣」自体が憲法的な役割を果たしているので、それ自体として効果的です。
何度も読むことによって毎回違う解釈が生まれた ~精読の大切さ~

以前の僕はいろいろな本(特に自己啓発系)に手をつけて、大してその本を理解もせずにまた次の本を開いていました。もちろん、理解するとはどういうことなのか今の僕もまだよくわかっていませんが、少なくとも2年間同じ本を読んだら見える世界が変わってきました。
同じ本を読む、つまり同じ文章を読むということです。時と場合によっては飽きます笑 しかし、この本を開く時は何かしら悩んだり辛い時なので、割と熟読してしまいます。
ただ面白いことに、何度も読んだと思っていたのに読み通せていない箇所がいつも見つかるんです。
まあ、それも大したことない一言であったりもするのですが(笑)。
何度もこの本を開くこと。これが7つの習慣において大事だとコヴィー氏は言っていますが、これは本書にだけ当てはまることではありません。
この本は僕に精読の大切さを教えてくれました。それから僕は多くの本には不必要に手を出さずに、気に入った本だけを何度も何度も読むようにしました。このブログで紹介している本たちですね。
そのようにして精読することで、同じ言葉でもその時の自分によって違う解釈を見出してくれたところが本書の素晴らしい点の一つでしょう。
参照する習慣にばらつきがあった ~自分の問題点との対比~

実際、7つの習慣を何度も読むと言っても、参照する習慣にはばらつきがありました。それをランキングにしてみると、、、
- 主体的である(第一の習慣)
- 最優先事項を優先する(第三の習慣)
- 終わりを思い描くことから始める(第二の習慣)
- 刃を研ぐ(第七の習慣)
- まず理解に徹し、そして理解される(第五の習慣)
- Win-Winを考える(第四の習慣)
- シナジーを創り出す(第六の習慣)
といったところでしょうか。他者と関係する4~6の習慣よりも自分にフォーカスした第1~3+7の習慣のほうが参照する回数は多めでした。やはり自分自身について問いただすことが自分にとって大事でしたね。
このランキングはつまり自分がどの問題に多く直面してきたか、ということだと僕は解釈しています。
それを考えると、自分の問題の傾向がなんとなく見えてきますね。自己分析するときに、自分がどのページをよく読んでいるか、をチェックしてみるのもよいのではないでしょうか?
7つの習慣「だけ」では足りなかった ~他の知識を組み合わせること~

7つの習慣は何度も読み直しましたが、これだけで問題の解決に至るのは難しいと思います。なぜなら本書はあくまでも考え方の方向性を示すだけで、そこに直接的な問題の答えはないからです。
なので僕のおすすめとしては、本書を問題解決のためのバイブルとして、さらに自分の気に入った本を厳選して精読する、という方法が良いかと思われます。
そもそもの僕の考えとして、多読は慎みいくつか信用のできる本が手元にあればいい、という考えなので、そのような方法で自分を見つめなおしていますね。
僕の信用のできる本というのはつまりこのブログで紹介している本たちなので、ぜひ他の記事もチェックしてみてください。
7つの習慣を過信しすぎてはいけない ~ある種の宗教的なパワー~

先ほど7つの習慣を「バイブル(聖書)」と表現しましたが、ここで注意しなければいけないのは本書を過信しすぎてはいけない、ということです。
もちろん僕自身、この本に書かれていることは本質をついたものだと理解していますが、これにすがって人生を生きようとは思いません。
ネットなんかで見ていても、この7つの習慣の影響力が強いことからある種の宗教的なパワーを感じることがあります。
しかし宗教が「神」という絶対的な存在を前提に発展しているのに対し、思想や哲学はあくまでも「人間」という生き物の合理的な判断を基に話が進むので、この2つの違いをしっかりと理解しなければいけません。
個人的には7つの習慣は自己啓発書やビジネス書として有名ですが、思想書・哲学書としての意味合いが強いと感じました。
「7つの習慣の教えは宗教的なものではなく、あくまでも思想・哲学的である。そのために7つの習慣の教えは一つの手段であって、絶対的なものではない」と僕は思います。
結果:7つの習慣は効果あり!!ただし自分の経験を組み合わせることが一番大事!

結果的に7つの習慣には絶大な効果があると思います。困ったときに助けになってくれる人生の取扱説明書のような、そんな一冊だと僕は思います。
しかし、さきほども言ったように本書だけではその問題解決に限界を感じるので、他の本や知識を組み合わせていくことが非常に重要だと考えます。
つまり、7つの習慣はそういった自分の経験で培ってきた人間関係や知識と組み合わせてこそ効果があると僕は思います。本書に限らず、書籍とはいかなるものであってもそう使うべきですよね。
おわりに


なんか、ちょっと落ち着いてきました。

そうか、そうか!それなら良かった!、、、そんじゃあさ、今日はゆっくり一緒に呑もうよ。いくらでも話は聞くよ、どう?

ほんとですかっ!?うわあ、ヒトメさんと呑むのは久しぶりですね!ありがとうございます!それじゃあ早速行きましょう!!

今日は早めに閉店だな!
この記事を書いていて、ちょうど最近タイムリーに人間関係について辛いことがありました(信じていた人をこれ以上信じることができなくなってしまった、、、といったことです)。
もちろん7つの習慣や他の書籍を読んでメンタルケアをしたりしました。でも結局それより大事だったのは、僕の話を聞いてくれる友であったり家族でした。